実例集.68 昭和3年の古い橋梁の石をクリーニング

が多い場所を「石処(しか)」というところから、滋賀郡〜滋賀県と呼ばれるようになり、「琵琶湖」が県全体の六分の一を占める「近江」の国名は「近(ちかつ)淡海(あわみ)に由来する湖国
※「日本の石仏」NO.157 石を知る 小松 光衛 著

2016年4月
この地「滋賀県東近江市国道沿」の本社隣接の置き場に、我がクリーンクルーが参集しました。
想えば、橋梁をケア・クリーニングさせて頂くのは、「京都北大路橋の全面補修」以来となります。

今回は二泊三日の作業でしたが、遠く近江商人が集い合ったであろうこの場所は、何処か凛とした感じになります。建立は、昭和3年の橋なので、黒ずんだ汚れが歴史を物語っております。

古い橋梁の石 古い橋梁の石

メンテナンス・ケア工程(石のクリーニング方法)

  1. 除塵 → 清水洗浄
  2. 経年・苔・カビ専用の除去剤を塗布
  3. 水垢・黒ずみ専用除去剤を塗布
  4. 上記を因り、浮き出た錆色変色除去剤を塗布(湿布も含む)
  5. リンス剤洗浄 → 乾燥を確認 → 特殊浸透性保護剤を塗布 → 乾燥


施工前 施工後


さて、古の当時「近江を制する者は天下を制す」と謂い、あの信長が安土城の築城にこだわり続けた由に想いを馳せながら、「石処(しか)」から「尾張」の国へ戻りました。


石像・石基・石碑などの経年劣化や変色も綺麗に磨きます!

今まで、落ちなかった石材のシミや黒ズミの劣化汚れ・油性スプレーなどの落書きも消します!

石材洗浄はリフォームするより、早く安くお手軽です。
まずは、石材クリーニングの実績 → 施工事例集をご覧下さい。

ドレストン QR情報
ドレストン QR情報
出版書籍
書籍「石の汚れ、あきらめないで」
石物語 石材ケアの今
石の汚れあきらめないで!
著者:新田倖石
発行:日本石材工業新聞社
価格:4,000円
内容:石材ケアの現状と事例集。石材店・墓石店のプロ用「石材ケア マニュアル」
石の汚れの知識と石材の簡易辞典、石材業必見の一冊