建築石材の実例集.2 「大理石のシミ抜き・洗浄」
「備えあれば憂いなし・・・」我が国の元総理大臣の受け売りではありません。
新築住宅脱衣場の床での出来事でした。
工務店監督氏は、高価な白大理石(ビアンコ・カラーラ)の床張りに慎重に養生をしました。二日前に清掃を兼ねてその養生をはずした時、「あっ、どうしよう!?いくらなんでもこのままで引渡しはできない・・・」。
思いもよらないシミができてしまったのです。
その驚きと思いつめた表情は、大変な様相でした。「それっ!とばかりに張り替えるにしても、材料や職人は・・・」。お打合せにうかがった時は、もう完全にパニックの状態でした。
施工前 施工後
- 必要個所の養生
- 染み抜き用特殊ケミカルを十分に塗布
- 効果を促すために、今回はウエスでシップ及びラップ
- 湿潤、浸透、乳化、分散に時間をかける(半日以上)
- シップに染みが移るのを確認後、清水で洗浄、乾燥
ケアー後、浸透性保護剤の塗布をお薦めしました。
これは、汚れがつきにくく、仮に汚れてもケアーのしやすさが各段に違います。もっとも別途工事ということで、お客様の負担となりましたが・・・。
とはいえ、これも「憂いなし」は「安心」のための経費、とご理解いただきました。
※ 石材呼称は、御影石、大理石、ライムストーン等の通称に従います。
建造物の外壁や床などの経年劣化、綺麗に磨きます!
今まで、落ちなかったシミや黒ズミの劣化汚れ・油性スプレーなどの落書きも消します!
石材洗浄はリフォームするより、早く安くお手軽です。
まずは、石材クリーニングの実績 → 施工事例集をご覧下さい。