墓石事例集.15「3年目サビ色除去」
○月□日 東京の著名な霊園に、隣接する寺院墓地内での「ケア」でした。
我が「ドレストン会」会員氏の販促営業案件の一つです。
ご立派な墓石、建立施工後わずか、約三年という短い期間になんと!噴出した 。
「錆色変色、変質」現象に、ご担当者さんは、お客様に対してはあまりの短期間での出現・・・と言う事もあり、全てそっくり取り換えるおつもりで、我が会員氏にチャレンジの機会を与えて下さいました。
お寺さんへのご挨拶にはじまり、墓所廻りへの養生、そしてご先祖様への「ケア」の合掌も、滞りなく、手順ステップを進めます。
施工前 施工後
- 除塵、清水洗浄。
- 今回も、既にご担当石材店さんは市販の「錆除去剤」をご使用で施工された・・・とのご報告でした。そのため、出来る限りそれを除去した後、中和作業を繰り返します。
- 属に言う「サビ」とは異なった「サビ色変質」に、三種類のケミカルを吸着剤と共に部位ごとにテストを試みます。その中で最も効果が高いと判断される工法をチョイス。
- 同様に作業を繰り返します。
クセのある変質現象故に試行錯誤を余儀なくされましたが、何とか終了する事ができました。
「ほう〜出来るんだあ!」と、ご担当石材店さんには大変にお喜び頂けました。
お陰で、今後のお取引までも成就できました。会員氏のこの時の至福の笑顔は、私の冥利に違いありません。
「汚れよ、・・・おぬし何者?」と、会員氏及びスタッフ女史も含めて三人が幾度も反問(煩悶?)しながら、残暑厳しい初秋、日よけパソルの下に身体を寄せ合いながら・・・念じたものでした。
先の寺院・その門柱横の掲示板に勇渾な筆致で記されています。
曰く「誓って 破って また誓う 決まり文句は今度こそ」 合掌
※石材呼称は、御影石、大理石、ライムストーン等の通称に従います。
日本石材新聞 掲載記事
日本石材新聞(2015/6/5)
今回の墓石のサビ色除去
の記事が掲載されました。
古いお墓の経年劣化、諦めないで下さい。綺麗に磨きます!
ご先祖様代々のお墓を綺麗にお守りします。