墓石事例集.3「御影石墓石25・35年目のケア」
「私のお墓の前で泣かないでください そこには私はいません・・・」
ご存知、最近頓(とみ)にトレンドになっている"詩"の一節です。
厳冬の中の小春日和(?)とでもいうのでしょうか。
明るい日差しが丘陵を照らすお寺の霊園には、柔らかい一陣の風が吹きわたった一日でした。
墓前の施工作業のご挨拶、除塵、清水による洗浄から始めて、経年35年以上の汚れ黒ずみ除去、一部サビ色変質したシミ抜き等も含めての「ケア」です。
(黒ずみ除去に関わる201システムについては、本紙平成13年2月25日号ご参照ください)。
今回は、同様の事例ということで、愛知県知多半島でご活躍の我が「ドレストン会」会員さんによるスキル2例も合わせてご紹介いたします。
双方ともに経年25年目の「ケア」洗浄なのですが、まず、A家墓石の花立が古く小さいことから、いかにも貧相なため、何とか新しいものに変更新設を、とのご相談をいただいた時に、「この汚れも、除去して差し上げたらいかがでしょうか・・・」との積極的なご提案が功を奏したものでした。
その成果をご覧になったA家お施主様に加えて、「お見知りのB家様にも・・・」と、
ご紹介と相成ったというわけです。
施工前 施工後
「石材ケア」は一つのビジネスアイテムとして、常に有効
である、
というのが私達のモットーでありますが、それを会員様が実践していらっしゃるというわけです。
綺麗(きれい)にリフォームされたことに重なる喜びの共感
なのでしょう。
さて、そのお墓で「眠ってなんかいない、愛した人」は吹きわたる「千の風になって」いつも、私達を見守っています。
でも、そのことに気づくのは、やはり愛した人
のお墓の前に私が居なければなりません・・・。
「ケア」の帰途、茜(あかね)色の夕日を受けながら、風となって吹きわたる人
を想い、その詩を幾度も口遊(くちずさ)んでみたのでした・・・。
合掌
古いお墓の経年劣化、諦めないで下さい。綺麗に磨きます!
ご先祖様代々のお墓を綺麗にお守りします。